「辻利」といえば、京都観光に訪れる人達にとっては茶寮「都路里」のほうが有名かもしれませんが、れっきとした宇治茶の老舗。抹茶をふんだんに使ったスイーツは人気ですね。その母体となる宇治茶の老舗が「辻利兵衛本店」です。その創業者が辻利右衛門です。この銅像は平等院の正門横に立っています。
辻利右衛門は辻利兵衛の晩年の名前。幕末が近づく1844年、宇治に生まれ明治5年に「辻商店」を開業します。以降、宇治茶の発展に努め、みずから玉露製法の開発と、遠隔地に運んでも味の変わらない「茶櫃(ちゃびつ)」を考案し、宇治茶の復興に貢献しました。
銅像のとなりには石碑が立っていますが、こちらは未調査。分かり次第追記しますね。
銅像が建っているのは平等院の正門横です。ほとんどの観光客は気づかず通り過ぎます。
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