京都御苑の東側に寄り添う梨木神社は随分雰囲気が変わりました。以前は、参道入口の鳥居付近から本殿にかけてウッソウとした木々に覆われていましたが、現在はその森がなくなりマンションに変わっています。一の鳥居の後ろは分譲マンション。
マンションの西側外壁にそって進むと、マンションの北西角に参道入り口がありました。
マンションの北側にそって新しく参道が作られています。その途中、右手に石碑が建っています。
昭和37年に建立された「上田秋成の歌碑」です。秋成は晩年、この付近にあった羽倉信美邸で過ごしましたが、このことにちなみ、石碑が梨木神社に奉納されました。なお、梨木神社の創建は明治18年(1885年)です。上田秋成の没後ですので、彼と神社の直接的な関わりはありません。
この石碑の裏面には由緒が彫られ「上田秋成終焉の地」と記されています。
梨木神社の近影です。なお、近くにある「湯川秀樹の歌碑」とともに京都検定を受験される方は。梨木神社の歌碑として必ず覚えておくべき事項です。
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