「薬師院・通称 こぬか薬師」
2011年1月18日 撮影
Konuka Yakushi Temple,Kyoto - January 18, 2011
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薬師院(やくしいん)、通称「こぬか薬師」(こぬかやくし)。黄檗宗、山号は医徳山、本尊は薬師如来。
1230年の夏は大変寒く、京の町で疫病が蔓延し多くに死人が出た。薬師院の住職の夢のなかに薬師如来が現れ「宜しく一切の衆生、我が前に来たれば諸病ことごとく除くべきに不来乎、不来乎(こぬか、こぬか)」と告げられた。住職はこれを人々に伝えたところ衆人多く参拝して疫病は平癒したとのこと。本尊の薬師如来像は桓武天皇・延暦元年(782年)、最澄が比叡山にて彫った7つの薬師如来の一つとのこと。
・京都市中京区釜座通二条上ル大黒町
・075-211-1890
・アクセス 市バス「府庁前」下車南に徒歩約5分
・境内自由
・駐車場 なし
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「通称寺の会」に属する寺院の一つ、「こぬか薬師」です。丸太町から釜座通りを下がったところ、小さな小さな寺院です。
夕暮れに訪問したため、堂内は薄暗くてお薬師様は良く見えませんでした。
本堂正面には3つの額が掛けられていますが、、、
左端の額は木目のみ。これは、釈迦涅槃の模様、かな? 出水の七不思議」のひとつに似たような木目涅槃図がありました。
こぬか薬師のご住職は元萬福寺の典座長をされていました。宿坊も営まれていて、また予約すれば普茶料理も頂くことが出来るそうです。
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