六角堂(頂妙寺)・枝垂れ桜
2009年3月28日 撮影
ROKKAKUDO - CHOMYOJI Temple, Kyoto - March 28, 2009
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六角堂(ろっかくどう)は通称、正式名は頂妙寺(ちょうみょうじ)、天台宗系単立寺院、本尊は如意輪観世音菩薩。創建は古く、587年、聖徳太子による。西国三十三箇所のうち第十八番札所。境内自由。
聖徳太子がこの地を訪問したとき、池で水浴をした。そばの木に衣類とともに持仏の如意輪観音を収めた箱を置いておいたところ動かなくなってしまった。そこでこの地に六角形の堂を立てて祀った、と伝える。頂妙寺の本坊は聖徳太子が水浴した池にちなんで池坊とよばれた。12世専慶が立花(たてばな)の名手として知られ、ここから華道の池坊が始まった。
・京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248
・TEL 075-221-2686
・地下鉄烏丸線「鞍馬口」下車徒歩6分
・境内自由
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西国三十三カ所を始めた花山法皇の千年遠忌ということで、三十三カ所寺院の御本尊が次々にご開帳されています。ここ、六角堂でもご開帳されましたのでさっそく訪問しました。
136年ぶりのご開帳だそうです。
いつもはここでお参りするだけですが、今日は左側から堂内に上がることが出来ます。拝観料は千円でした。
堂内は撮影できませんので、御本尊はパンフレットの写真で。身の丈たったの5.5cm。これが聖徳太子の持仏なんだそうです。
境内の「へそ石」、古い六角堂の礎石、京都の中心にあるといわれる。
立派な枝垂れ桜
枝垂れ桜の傍らに立つ「一言願い地蔵」
枝垂れ桜をよく見ると、紅色の濃い花、白い花が混ざっています。
隣のビルの最上階から見下ろしました。現在の建物は1877年の建立。