四条通から新京極アーケードに入るところ、左側(西側)にある小さな寺院は染殿院、通称「染殿地蔵」です。手を広げた幅よりも狭い入口です。ただ小さいながらも創建は平安時代だといわれています。
名前の由来となった染殿后は文徳天皇の皇后です。この地蔵尊に祈願して皇子を産み、以降、この地蔵は「染殿地蔵尊」と呼ばれるようになったとのこと。平安初期の話です。
南北朝時代になって、当時この付近にあった金蓮寺の塔頭になりましたが、金蓮寺は現在鷹峯に移転しています。
子授けあるいは安産祈願でお参りする人が絶えません。
子宝授与・安産祈願の絵馬が何層にもかけられていますね。
入口にあった石碑。古いものですがいわれは分かりません。墓石の一部でしょう。
入口を逆方向から見ました。向こうは新京極商店街です。ホントに狭いでしょう?
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