毎年、11月1日に無病息災を祈願して宮中に「亥子餅」を献上する「亥子祭」を見学しました。今回は2度目。初回は雨の中、傘をさしての撮影は困難を極め、後半の行列撮影は断念しましたが、今回はバッチリ。
拝殿における「餅つき神事」が終わった頃、7時前に到着しました。これから、宮司さんや女房の皆さんが隊列を組んで御所に向かいます。
それぞれ提灯を満ちますが、中に入れるロウソクを巫女さんたちが準備します。火災防止のためLEDロウソクです。
女房さんたちも門の前に集合。
さあ、出発!
出発の様子をムービーで。提灯の明かりで護王神社を出発します。
烏丸通の横断歩道をわたって、蛤御門前です。おごそかな行列というよりも、けっこう皆さん、早足ですね。
先頭は神職と太鼓、そして雅楽隊。
女房さん達。
そして氏子、その他、関係者が続きます。
御所への入口、清所門(せいしょもん)に到着です。ここから中にはいれるのは神職と女房さんたちだけ。なかで宮内庁の方々に亥子餅を献上する儀式が行われます。
献上が終わり、護王神社に戻ります。
大役をはたし、全員で記念撮影。
参加された皆さん、全員にアツアツにおでんがふるまわれます。熱燗のお酒も。
餅つきが始まりました。
一般のかたも参加できます。
「餅つき唄」を全員で合唱しながら、亥子餅をつきます。
つき終わったばかりの熱々の亥の子餅をその場で丸めていきます。
亥子餅をゲット。直径4cmほどの大きさです。無病息災を祈願して、餅にはくろごま、かりんしゅ漬けの実、黒砂糖、ピーナッツが練りこまれています。いただきまーす!
境内に皆さん全員に餅が行き渡ったのは8時半くらいでしょうか、餅つきは3度行われました。これで今年も無病息災!
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