初めての「五山送り火」鑑賞です。運良くホリディイン京都の「五山送り火宿泊パック」の予約が取れました。予約したのは2月ですが^_^; まだ明るい内の大文字山です。
すっかり暗くなりました。点火の直前です。
ホテルの屋上からは四山が見渡せます。ホテルは北部に位置していますので、南の「鳥居形」は見えません。この写真は西の方向、愛宕山方面です。
送り火の点火に合わせて京都市内の照明は落とされます。三日月も点火を待っています。
8時、まず大文字が点火されます。大文字山にオレンジの「大」の文字が浮かび上がる瞬間は、とても神聖な気持ちになりました。まわりからも「おぉー」っと声が上がっていました。写真はかなりぶれていますが、点火直後の勢いよく燃え上がる様子が分かると思います。
「大」の字からはずれて中央にも火が見えますが、これは飛び火して火床以外が燃えてしまったようです。(この写真は地上から。ひで君の撮影です。)
続いて「妙」「法」が点火されます。ホテルはこの妙法に最も近く、かなり大きく見えます。
さらに遅れて「舟形」も点灯されます。
「左大文字」は金閣寺の北側、ホテルからはかなり南に位置していますので、すこしゆがんで横から見た形になります。
点火後、約30分、大文字の火が消え始めました。実際に鑑賞した送り火は想像していたのとは違って、厳かで感動的でした。それもそのはず、京都の人たちにとっては先祖を供養する重要な宗教行事ですから。
ホテル館内の飾られた送り火オーナメントです。
ホリディイン京都の「五山送り火宿泊パック」は「賀茂の芋あん大どら焼」と「特製うちわ」と「絵はがき」のお土産付きでした。
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