On 3rd February, people celebrate the coming of Spring. This ceremony is called "Setsubun". To cast out ONI demons (a symbol of bad fortune), people throw out roasted soy beans at shrines, temples and also each home.
東山区の松原通、六道の辻にある西福寺の節分をご紹介します。小さな門を入っていきなり本堂の小さなお寺ですが、こちらの節分祭の日、2月3日は心もお腹も温まる接待があるのです。
西福寺は、弘法大師がみずから土でつくった六波羅地蔵を建立し安置したことに始まります。嵯峨天皇の后である檀林皇后が皇子(のちの仁明天皇)の病気平癒を祈願し無事成長したことから、子育て地蔵、六波羅地蔵と呼ばれるようになりました。
西福寺といえば檀林皇后の九相図(遺体が朽ちていく様を描いたオドロオドロしい絵)を所蔵していることでも知られていますね。(この絵は8月の3日間のみ公開されます。)
さて肝心の節分祭ですが、午後3時前に護摩炊きと豆まきが行われます。なお同時刻に六波羅蜜寺でも盛大に豆まきが行われていて、観客の殆どの皆さんは六波羅蜜寺に向かいますので西福寺はそれほど混みません。豆まきのあと、温かい接待があり、これを心待ちにする近隣の皆さん、行列ができています! (六波羅蜜寺の節分追儺式の様子はこちらからどうぞ)
お寺の方々がそばを振る舞ってくださるのです。
中くらいのお椀に温かいそば。なお、なくなり次第終了です! 参拝したこの年は午後4時くらいまで大丈夫でしたが参拝者の数によりますのでお早めに。
西福寺の節分祭はあまり知られていませんが、大きな神社仏閣の大混雑はまっぴら、という向きには良いかも。
(各行事の内容や開始時間などは年によって変わることがあります。最新の情報は各神社仏閣の公式HPでご確認ください。)
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