今宮神社の「やすらい祭」、4月の第二日曜日に行われる京都三大奇祭のひとつ。今回は2度目のレポートです。様々な衣装を身にまとった隊列は12時に光念寺 と川上大神宮社 を出発し、氏子の街を回ります。そして今宮神社に到着するのは3時前。それまで、今宮神社の境内で到着を待ちます。
「やすらい人形(ひとがた)」が授与されていました。通常、夏越と大晦日に人形を納めて半年の厄払いをしますが、今宮神社ではやすらい祭に合わせて授与されます。
やすらい祭の行列は川上大神宮を出発する「川上やすらい」と、光念寺を出発する「上野やすらい」とがあり、どちらも今宮神社に向かいますが、「川上やすらい」が先に到着します。今宮神社の境内中央にある拝殿の上で花傘の下に入ることができます。厄除のご利益があります。(2体の人形の後ろ、花傘の下に入ってますね。)
拝殿には鬼の衣装が展示されていますが、これはチビ鬼。
「川上やすらい」の「練り衆」が到着し、疫社の前で舞を奉納します。疫神を鎮めるためです。鬼の衣装は「川上」と「上野」で少し違います。赤いジャケット(?)の裾が短いのが「川上」、長いのが「上野」。
赤いジャケットが短いので白いハカマがよく見えるのが「川上」。
「川上やすらい」の舞が終わったあと、「上野やすらい」の行列も到着しました。舞殿をぐるっと左回り。
チビ鬼ちゃんのふたり、正式には「間鼓(子鬼)」といいます。
チビ鬼に続いて「大鬼(鉦、太鼓)」さらに「囃子方(笛)」の1団が続きます。
ちび鬼ちゃん達も最後の舞をご披露。さあ、カブトの緒を締めて、、、。
今回のやすらい祭、写真提供はお姉さん夫婦でした。
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