京都市武道センターは平安神宮の西側に隣接しています。入り口は丸太町通に近く、西側ですのでご注意下さい。さて、武道センターは市民の施設、主に武道を志す老若男女の練習場あるいは試合場です。観光地ではありません。ですので観光ガイドブックにも乗っていませんが、こんなところに重要文化財に登録された歴史的建造物があるのです。それが「旧武徳殿」。
広い敷地をコインパーキングとして貸し出していますので、門を入るとすぐパーキング用のゲートがあります。横をすり抜けて建物の近くに進みました。
平安京の大極殿を模したとのことですが、1899年の建造ですので100年以上経過した近世建築物です。
建物の裏側に回りました。外観は平安京の建物ですが、中は仕切りの全くない広大な板張りの空間、ようするに体育館です。剣道、柔道を始めとして様々な競技が行われます。内部の様子は Googleで「旧武徳殿」で画像検索すれば見ることが出来ますよ。
敷地の南端まできました。右の建物は通常の練習に使われる体育館。武徳殿は重要文化財ですから晴れの舞台に使われるのでしょう。
相撲も武道ですね。敷地の南西隅に大きな土俵がありました。
京都市武道センターは、敷地内は自由に入って建物を見学することが出来ます。コインパーキングとして駐車場を利用もできますが、隣の市営岡崎駐車場と比較してかなり割高でした。
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