初秋の極楽寺、彼岸花2011年9月26日 撮影
GOKURAKUJI Temple - September 26, 2011 | |
極楽寺(ごくらくじ)。時宗、創建は一遍上人。本尊は毘沙門天。 |
真如堂に近い極楽寺。このお寺の由緒をネット検索しましたが出て来るには真正極楽寺(真如堂)ばかり。ここの由緒は不明のままでした。江戸時代の観光ガイド「拾遺都名所図会」と「花洛名勝図会」を調べたところ由緒が書かれていました。
総合すると「芝薬師(大興寺)の西に隣接し、時宗藤沢に属す。始めは天台宗、恵心僧都の開基。もとは一条戻橋の東にあった。」
「本尊は毘沙門天、恵心僧都の作。協士として左は大黒天、菅神御作。右は恵比寿神、運慶作。足利義満が当寺に帰依したが後に廃したが一遍上人が再興し時宗に改めた。芝薬師の北にあったが近年(江戸時代)現在地に移転。」とのことでした。両隣の芝薬師、東北院についても詳しく書かれています。江戸時代の京都観光は現代以上にマニアが多かったのでしょうね。
ある人気京都ブログで紹介されたこのお寺の紅白の彼岸花、実際にこの目で見て素晴らしいものだと実感しました。今後、初秋の真如堂訪問時は極楽寺のヒガンバナは必見コースになることまちがいなしです。紅白の彼岸花の間には野菊も植えられています。ノコンギクという種類だそうです。
「白」、やや終わりかけていましたが充分見応えあります。
「紅」こちらは真っ盛り。
「ノコンギク」可憐ですね。
野菊にはチョウが乱舞、羽根をゆっくり開いたり閉じたりしながら蜜を吸っています。
ツマグロヒョウモンという名前です。これはメス。
こちらはオスです。羽の先が黒白の模様。
オスとメス、いっしょに。
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