一乗寺の紅葉めぐりの途中、「宮本武蔵」の八大神社に立ち寄ったところ、たまたま「剣鉾」が公開されていましたのでレポートします。
京都では、神社の大祭を行う際、神幸列の先頭で「剣鉾」が先導し「悪霊を追い払う」役目があります。それぞれの神社には立派な「鉾」が所蔵されていて、京都中で約300あるといわれていますが、ここにご紹介する鉾もそのひとつです。(祇園祭の鉾も同じルーツですね。)
八大神社には全部で3つあるそうですが、この日は2つ展示してありました。「龍鉾」と「菊鉾」です。これら以外に「柏鉾」があるそうです。
さて、神幸列の先頭で鉾を担ぐ人を「鉾差し」と呼びますが、幾つかのお祭りで見たことがあるのですがたいへんな重労働。5m以上ありそうな棒の先端に取り付けられた重い鉾を直立状態で倒さないように持って歩くだけでも大変ですが、さらに鉾を上下に動かして先端に取り付けた鈴を「かーん、かーん」と鳴らしながら歩かなければならないのですから。八大神社の剣鉾に関する詳細な解説はこちら「八大神社公式HP」へ。
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