三条縄手三軒寺のひとつ、三縁寺を訪問しました。三条大橋の東詰、バスターミナルの開発にともなって昭和46年に岩倉に移転してきたものです。三軒の中では最も早い移転です。
境内に入って、一瞬「どこにお寺があるの?」と思われるかたが大多数だと思います。山門以外にはお寺らしい建物はありません。左が書院、一段高いところにある緑の屋根が本堂です。(後ろに写っている無粋なネットはゴルフ場)
近代的?なデザインの本堂です。今回はご本尊の参拝は出来ませんでした。
こちらが方丈・庫裏です。中央に玄関がありましたので、ごめんください、と入ったところに奥様がいらっしゃいました。御朱印をいただき、移転当時のことや、高樹院に関する様々なお話を伺いました。移転に伴い、萩3,000株を植えて、しばらくは萩の名所となったつかの間、鹿害によって萩は全滅したそうです。境内どこをさがしても萩は見当たりません。
本堂です。
山門だけは三条縄手にあった創建以来の門を移転しました。
三軒寺の中で御朱印をいただけたのはここだけです。「花心」は、こちらに移転するのを期に、萩の寺を象徴して創作されたものだそうです。右に写っているのは高樹院の由緒書き、これも移転直後に作成されたものですので、「萩の寺」と記されています。
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