由岐神社(ゆきじんじゃ)、鞍馬寺の鎮守社。祭神は大己貴命と少彦名命。 もとは宮中の守護社であったが、都で大地震・天慶の乱が起き、当時の天皇である朱雀天皇の勅命により、940年、北方鎮護のため鞍馬の地に遷宮した。鞍馬の火祭りは、遷宮の時に里人がかがり火を持って神霊を迎えたことが始まり。 ・京都市左京区鞍馬本町1073 ・TEL 075-741-1670 ・叡山電車終点「鞍馬」より徒歩10分 ・鞍馬寺への入山料として200円、由岐神社の境内自由 ・駐車場 民間駐車場が多数あり
鞍馬寺からの下山路、由岐神社に立ち寄りました。鞍馬の火祭りは由岐神社のお祭りです。
本殿は典型的な流造り。
下から登ってくる参道の最後には由岐神社のご神木である巨大な杉の木が参拝者を迎えます。
この杉、京都でも屈指の大きさ。樹齢800年、目通り640cmです。
天に向かって一直線、樹高53m。
「拝殿」は割拝殿形式の桃山建築で、国の重要文化財に指定されています。
拝殿は左右対称、中央を参道が貫く珍しい構造ですが、その額縁を通して由岐杉を拝むことが出来ます。