黒谷さんの本堂と真如堂方面をつなぐ連絡道の中ほどに位置する「栄摂院」の紅葉はいつも期待を裏切りませんね。夕刻、真如堂から栄摂院に向かいます。左に見える大きな屋根は黒谷さんの本堂と真っ赤なモミジです。
到着したのは日没後、薄暗くなりかけています。すでにマニアックな人たちはお帰りになった後で、栄摂院の境内には誰ひとりいませんでした。暗くなってからじゃ写真もきれいに写りませんからね。私たちは日程の関係で、どうしてもこんな時間になってしまいました。
門から奥の参道を覗き込むと、いつものところにいつも通り真っ赤なモミジが輝いています。
書院南側、ものすごく小さい苔庭です。その庭をすべて覆う大きなカエデ。
撮影には最悪条件の日没後、照明もなし。でも太陽が沈んだあと西の空にかろうじて残った光に真紅の紅葉が輝いています。
このモミジだけなんでこんなに赤いのでしょうね。手入れの賜物でしょうか。それとも赤くなる種類のカエデでしょうか。
奥のお庭のモミジはまだ赤くなりきっておらず、来週くらいが見頃かな。
今回も素晴らしいモミジを拝見させていただきました。寸志を賽銭箱に納めて境内をあとにしました。(拝観料を取らない小寺です。ご好意で境内を開放してくださっていますので志はお礼の気持ちとしてお納めしましょうね。)
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