「曼殊院天満宮、コイとカメのバトル」

2012年9月22日 撮影
Manshuin Tenmangu Shrine - September 22 2012
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曼殊院天満宮(まんしゅいんてんまんぐう)、曼殊院の鎮守社。祭神は菅原道真。天暦年間(947 - 957)曼殊院の是算国師が菅原家の出身であったことから、北野天満宮が造営されると初代別当職に補され、以後明治維新まで北野天満宮別当職を歴任することになった。このことから曼殊院と天満宮は縁が深い。
・京都市左京区一乗寺竹ノ内町15 map
・075-781-5010
・市バス「一乗寺清水町」下車徒歩15分
・境内自由
・駐車場、無料50台

曼殊院の手前にある天満宮、ここは南半分が池によってぐるっと取り囲まれています。

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鳥居をくぐると小さな石橋、池の中央をわたって本殿に通じています。(この写真は2012年11月の撮影)

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橋の上から両側の池を覗きこむと、まず水面で目につくのはたくさんのコイたち。一方、池の周囲を見渡すとカメが甲羅干しをしています。

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「ねえパパ。今日は静かだね。」
「ああ、のどかだねぇ。」

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こちらも集団で日光浴です。

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石橋のたもとには参拝者向けに「コイとカメのエサ」が置かれています。有料ですが、ひとつ購入し、カメの目前にばらまいてみました。

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目の前の水面にエサが降ってきたのです。天下の太平をゆるがす大騒ぎが始まります。カメたちは我先に、池に飛び込みました。

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こちらはカメに与えるつもりでカメのそばに餌をまいたのですが、大きなコイたちは鋭い嗅覚でエサを嗅ぎつけ遠くから突進して来ました。泳ぐ速さ、俊敏さ、どちらをとってみてもコイのほうがはるかに勝ります。しかも大きな口。ものすごい勢いでエサを飲み込んでいきます。

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またたくまにコイたちがエサを奪い取ってしまいました。

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カメたちは右往左往するばかり。
「ひとつぶも口に入らへんかった。」
「わしもや。」

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静かな曼殊院天満宮の池に水しぶきが上がるほどの騒ぎが数分。すぐにまた平穏な池に戻ってしまいました。(この写真は2012年1 1月の撮影)

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