真如堂の東側、神楽岡の東麓に位置する尼寺です。真如堂開創の東三条女院「藤原詮子(ふじわらせんし)」が祀られていることもあって、毎年命日である2月12日には真如堂全山の僧により法要「女院忌」が行われるんだそうです。今年は1011回忌。法要は1000年以上続いているのです!
元真如堂の本堂、小さな寺院です。
元真如堂の番人、かわいいニャンコです。本堂から顔を出していました。
本堂を左に進むと、、、
供養塔のある広い場所に出ます。またそのまま進めば鎮守社である日吉神社の境内につながっています。写真右の五輪塔が東三条院の供養塔。
供養塔の左手にある石不動明王をお祭りする不動堂です。手前に、戒算上人(かいさんしょうにん)が蓮華童子の教示により発掘したと伝えられる「閼伽井(蓮華水)」の井戸が見えています。
石の祠の中にお不動様が祀られていました。不動堂のすぐ左側はもう「日吉神社」、真如堂の鬼門を守る鎮守社です。
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