2017年11月18にから23日までの一週間、「庭行灯」と題して国の名勝「無鄰庵」が夜間公開されました。
最初に、拝観者は母屋一階に集まり、庭園ガイドさんと庭師さんによる対談が30分ほどあり、この広大な庭園を維持していくことの苦労話などをお話くださいました。最も難しいところは「変えてはいけない」こと、現状を末永く維持することだそうです。
続いてライトアップされた庭園を歩いて巡ります。
ただ残念なことにライトの数が少なく照度が足りなくて暗い中の見学となりました。また庭園奥部はライトアップされておらず入ることが出来ませんでした。
レンガ造りの洋館に入ります。入口ドアは藏のような分厚い漆喰造り。一階はパネルが展示されています。庭師さん達の日頃の仕事などが説明されていました。
二階に上がります。
二階は山縣有朋が使っていた頃の様子が保存されています。
カーテン、ストーブ、調度品、壁画は往時そのまま。
格子天井のはめ込み画は立派です。
山県有朋が愛用したという書見台付きの椅子とテーブル。
紅葉シーズン真っ只中の開催でしたが前宣伝が充分に行き届いてなかったためか入場者は少なく静かに拝観することが出来ました。
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