京都北部、岩倉幡枝の顕本法華宗総本山、妙満寺は2度めの参拝です。初回の参拝の模様はこちら。
1383年、六条坊門室町に創建されたのが最初、のち移転を繰り返し、秀吉の命により寺町二条(現在の京都市役所の北側)に移転。現在地に移ったのは1968年のことです。広い敷地にゆとりを持った伽藍のレイアウトとなっています。
本堂向かって右側に方丈、ここが拝観入り口です。拝観料を払い、また御朱印もお願いしました。帰るときに受け取ります。
まず渡り廊下を経由して本堂にお参りしました。
本堂内は撮影できませんので、本堂前から広々とした境内の向こうに比叡山の眺め、真正面に山頂が見え、絶景です。
本堂の参拝のあと、庭園と宝物館を見学するため渡り廊下を戻り、書院に入ります。座って眺めるためシュロの座布団が置かれています。
枯山水庭園「雪の庭」です。妙満寺が寺町二条にあったとき、塔頭・成就院の庭として俳諧の祖・松永貞徳により作庭されました。1968年の移転に際しこちらに移設したものです。
名前の由来のとおり、雪が積もった時のながめは見事だそうです。
ツクバイの横におおきなカエルの置物が参拝者を睨んでいます。
本堂の間口はたいへん広く、前の階段もあわせて広い。普段は正面は閉ざされていますが、年中行事の時には開け放たれます。
「仏舎利大塔」はインド・ブッダガヤ大塔をかたどって1973年に建立されました。内部は納骨室となっており、最上階には仏舎利が納められているそうです。
妙満寺はツツジでも知られていますが、花の季節以外、参拝者は少なく、しずかに山内を巡ることが出来ます。
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