南禅寺の塔頭「最勝院」

2011年7月17日 撮影
SAISHO-IN Temple, Nanzenji, Kyoto - July 17, 2011
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最勝院(さいしょういん)、臨済宗南禅寺派、創建は鎌倉時代、年代は不詳。三井寺の最勝院・駒道智大僧正が晩年、この地に隠棲したことが始まり。亀山天皇がこの地に離宮を造営する時、土地の鎮守として駒道智大僧正を祀った。明治までは南禅寺事務所の近くにあったが大正に入ってこの地に移転。

 ・京都市左京区南禅寺福地町86 map
 ・TEL 075-771-1891
 ・地下鉄「蹴上駅」下車、徒歩10分
 ・境内自由
 ・駐車場 南禅寺駐車場を利用、有料

最勝院は水路閣をくぐって(写真の後ろ方向です)南禅寺の塔頭の中でもっとも東山寄り最奥部に位置します。以前は知る人ぞ知る塔頭でしたが、最近は「御朱印あります」の看板も立てて積極的に案内しているようです。

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水路閣をくぐって右に深い谷を見ながら100mほど進むと最勝院入り口です。

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綺麗に整えられた参道の奥に山門。

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正面が本堂です。御朱印は本堂左手にある「能面工房」でご住職さんにお願いしました。ご住職は能面制作を何十年も続けておられるのだとか。お名前は桜井周錬師。工房内にはたくさんの面が飾られていました。

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「縁結びの松」です。百日紅の木に松が宿って大きくなったもの。門かぶりのごとく大きく伸びていますね。百日紅は樹齢300年だそうな。

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「縁結びの松」の手前にいちりんのキキョウ。

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本堂の上り階段の脇で見つけたカミキリムシ。なんという名前かな?

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栽松院まで来れば水路閣を上から眺め、水の流れを確認できます。南から北に向かって流れているんですよ。この水の流れをたどると哲学の道につながります。実際には途中にトンネルがあるので、地図の上での話ですけどね。

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