「岡崎神社の茅の輪」
2010年6月26日 撮影
OKAZAKI SHRINE, Kyoto - June 26, 2010
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岡崎神社(おかざきじんじゃ)、祭神は速素盞鳴尊、奇稲田姫命、三女五男八柱神。794年、平安京の鎮護のため桓武天皇が四方に建立した神社の一つ。子授けの神として信仰される。ウサギが氏神様のお使いと伝えらる。京都十六社巡りのひとつ。
・京都市左京区岡崎東天王町51
・075-771-1963
・アクセス 市バス「岡崎神社前」下車、すぐ
・開門時間 午前 9:00 - 午後 4:00
・駐車場 なし
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岡崎神社の祭神はスサノオノミコトです。そのためか、他の神社よりも早く茅の輪が設置されます。
ただ、この神社は知名度が低いため参拝者はほとんどありません。訪問したときは我が家のみ。茅の輪を独占できました。
かつてウサギが神社周辺にたくさんいたため氏神様の使いと思われていました。提灯、おまもり、絵馬など、ウサギをモチーフにしたいろんなものが随所に見られます。
夏越の祓 ミニ知識
「夏越の祓」は、一年の前半最後の6月30日に行われる行事。半年間のけがれを祓い、残り半年の厄除けを祈願する神事。
茅の輪
神代の昔、素盞嗚命が旅の途中、一夜の宿を求めてある兄弟に乞うたところ、裕福な兄の巨旦将来には断られたが貧しい弟の蘇民将来は手厚くもてなした。のち、素盞嗚命は恩返しとして「茅の輪を腰につければ厄災から逃れられる」と伝えた。蘇民将来の一家は教えに従ったところ疫病から逃れることが出来たという。この言い伝えに習い、夏越の祓では茅の輪を作り身につける。
茅の輪くぐり
「水無月の夏越の祓する人は、千歳(ちとせ)の命延(の)ぶというなり」と唱えながら大きな茅の輪を「左回り右回り左回り」の3回くぐったあと本殿でお参りすることによって半年のけがれを祓うことができる。
人形(ひとがた)
夏越の祓で行う厄払いの儀式。人の形を模した白い紙に氏名と年齢を書き、息を吹きかけて体を撫でて罪やけがれを移し、それを身代わりとして焼いたり水に流すことによって厄を落とす。
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