大原の宝泉院は天台声明道場・勝林院の僧房です。(間違いやすいのですが、三千院の塔頭ではありませんよ。)これまでなんども紹介している宝泉院ですが、今回はこれまであまり目に留めなかったところを撮影しました。
玄関を入ってすぐのところにある部屋です。中央に囲炉裏があり、ここに座って庭を眺めながら(冬は)暖を取ります。囲炉裏の周囲には陶板が埋め込まれています。
この部屋は板の間、座りやすいように座布団が用意されています。また、広い床の間には掛け軸と立派な彫り物。説明がないので由緒はわかりませんが。
こちらは一番の見どころ「額縁の庭園」。正面は五葉の松です。
拝観料には抹茶と茶菓子を含みます。赤い毛せんの上で抹茶をいただきながら庭園をゆっくり眺めましょう。
若狭屋手作りの和菓子でした。
L型に広く開け放たれた「窓」を額縁に見たてます。
鶴亀庭園です。
拝観受付を入ってすぐの所で見つけた桔梗とミズヒキ。
新しい庭園「宝楽園」(2005年完成)を久しぶりに歩いてみました。出来たばかりの頃は植栽が成長しておらず、また地衣植物もなじんでいませんでしたが、木々も成長し、いまではすっかり100年前からある庭園のような様相になってきました。放射状に並べられた石の手水鉢。
これはサルノコシカケですね。
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「大原」 これまでの訪問レポート
10年以上にわたって、四季折々の表情を写真に収めました。
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