「新緑の寂光院」2014年5月9日 撮影
JAKKOIN Temple, Oohara Kyoto - May 9, 2014 | |
寂光院(じゃっこういん)。山号は清香山、天台宗、本尊は六万体地蔵菩薩。594年、聖徳太子の開創と伝わる。平清盛の娘、建礼門院が壇ノ浦の戦いのあと、1186年、出家し隠棲した。平家物語ゆかりの寺。2000年、本堂は火災消失、2005年再建。 |
新緑の大原・寂光院、久しぶりの訪問です。実は1ヵ月前にも来たのですが、4時を過ぎたため目の前で門が閉まりました(笑)。
この季節、明るい緑で包まれています。紅葉、桜の次に良い季節ですね。
山門を額方向に眺めました。参道階段をすっぽり覆う青もみじ。
境内で見つけたアジサイのような花。
今回「建礼門院の庵室のあと」が公開されていました。寂光院の西入口から出て、木立の中に暗室の遺構、といっても、ここに暗室があったことを示す石柱のみ。
寂光院の拝観を終え、建礼門院に仕えた「阿波内侍」他の御墓を参拝。寂光院入口を出て右手に進むと山の斜面を登る階段、これを登るとお墓があります。
登りつめた所に小ぶりな墓石が5つ並んでいました。
少納言藤原通憲の娘・阿波内侍。平重衡室また後に安徳天皇の乳母・大納言佐典侍(藤原輔子)。平知盛室・治部卿局。平資盛恋人であり女流歌人・右京太夫。小侍従局。以上の5名はいずれも歴史に名をとどめた人たちばかり。
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「寂光院」データ
・京都市左京区大原草生町676 地図はこちら>
・TEL 075-744-3341
・アクセス 京都バス「大原」下車徒歩15分
・拝観 9:00 - 17:00 ¥600
・駐車場、付近の民間有料駐車場を利用