「三千院・夏の花」

2011年6月24日 撮影
SANZEN-IN Temple, Ohara Kyoto - June 24, 2011
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三千院(さんぜんいん)、山号は魚山、天台宗、本尊は薬師如来。比叡山延暦寺を開いた最澄が、東塔南谷に草庵を開いたのが始まり。応仁の乱後、梶井宮の政所であった現在の地を一時仮御殿とした。1118年、堀川天皇第二皇子が梶井宮に入室して以来、皇族出身者が住持する宮門跡となった。天台宗五箇室門跡のひとつ。

大原三千院、アジサイをはじめとする夏の花です。

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気温が上がっていくに従って、境内の緑はだんだん濃くなっていきます

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鉢植えの五月の花があちこちに飾られていました。

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植栽されたアジサイの株は3,000本ほどだそうですが、種類はそれほど多くありません。

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「ホシアジサイ」という原種に近い種類だそうです。ガクアジサイの一種ですが可愛いい小さな花です。

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「ホシアジサイ」三千院の名物。

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「ビヨウヤナギ」(Hypericum monogynum)山吹色が鮮やか。

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オトギリソウ科の半落葉低木。花は6-7月。

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「キョウカノコ」(Filipendula purpurea) バラ科の宿根草。花は6-7月。観音堂をバックに。

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「キョウカノコ」

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「シモツケ」(Spiraea japonica)バラ科シモツケ属の落葉低木。一見、京鹿の子に似ていますが、よく見ると、小さな5輪の花が密集しています。初夏に開花。

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こちらは「シモツケ」の白い花のタイプ。

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アジサイ見物が第一目的だったのですが、三千院のアジサイは花の密集度もなくて、他の名所と比較してもぱっとしません。一方、観音堂周囲の庭園は整備が進み、数年前は砂利を敷き詰めた広場だった場所が今では立派な庭園になっています。そこには四季を彩る花がたくさん植えられていて、今後は三千院の見所の一つになることでしょう。

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「大原三千院」 これまでの訪問レポート
  10年以上にわたって、四季折々の表情を写真に収めました。
こちら こちら



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「三千院」データ

 ・京都市左京区大原来迎院町540 map
 ・075-744-2531
 ・アクセス 京都バス「大原」ターミナルから徒歩10分
 ・拝観料 700円
 ・駐車場 バスターミナル周辺に民間P多数あり



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