大原三千院、アジサイをはじめとする夏の花です。
気温が上がっていくに従って、境内の緑はだんだん濃くなっていきます
鉢植えの五月の花があちこちに飾られていました。
植栽されたアジサイの株は3,000本ほどだそうですが、種類はそれほど多くありません。
「ホシアジサイ」という原種に近い種類だそうです。ガクアジサイの一種ですが可愛いい小さな花です。
「ホシアジサイ」三千院の名物。
「ビヨウヤナギ」(Hypericum monogynum)山吹色が鮮やか。
オトギリソウ科の半落葉低木。花は6-7月。
「キョウカノコ」(Filipendula purpurea) バラ科の宿根草。花は6-7月。観音堂をバックに。
「キョウカノコ」
「シモツケ」(Spiraea japonica)バラ科シモツケ属の落葉低木。一見、京鹿の子に似ていますが、よく見ると、小さな5輪の花が密集しています。初夏に開花。
こちらは「シモツケ」の白い花のタイプ。
アジサイ見物が第一目的だったのですが、三千院のアジサイは花の密集度もなくて、他の名所と比較してもぱっとしません。一方、観音堂周囲の庭園は整備が進み、数年前は砂利を敷き詰めた広場だった場所が今では立派な庭園になっています。そこには四季を彩る花がたくさん植えられていて、今後は三千院の見所の一つになることでしょう。
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