「三千院・夏の風景」

2017年7月16日 撮影
SANZEN-IN Temple, Ohara, Kyoto - July 16, 2017
kyoto-sozoro.jpg

三千院(さんぜんいん)、山号は魚山、天台宗、本尊は薬師如来。比叡山延暦寺を開いた最澄が、東塔南谷に草庵を開いたのが始まり。応仁の乱後、梶井宮の政所であった現在の地を一時仮御殿とした。1118年、堀川天皇第二皇子が梶井宮に入室して以来、皇族出身者が住持する宮門跡となった。天台宗五箇室門跡のひとつ。
 ・京都市左京区大原来迎院町540
 ・075-744-2531
 ・アクセス 京都バス「大原」ターミナルから歩10分
 ・拝観料 700円
 ・駐車場 バスターミナル周辺に民間P多数あり

盛夏の三千院苔庭と紫陽花苑をご紹介します。うだるような暑さの京都市内から大原に来れば気温は数度下がり、それだけで涼しく感じますが、緑一面の三千院の苔庭に立てばさらに涼しさ倍増。(今回はHidekunによる写真レポートです)

sanzenin81.jpg

宸殿から往生極楽院を取り囲む木立の下の苔庭は定評がありますが、夏の暑い日が続くと水分不足で苔が茶色になりがち。今年は見事なグリーンを保っていますね。

sanzenin81.jpg

木漏れ日による光のコントラスト。絵になる光景ですね。木立の影が長くなる早朝や夕方もいいですよ。

sanzenin81.jpg

sanzenin81.jpg

池を覗くと、、、オタマジャクシでいっぱい。

sanzenin81.jpg

こちらにいらっしゃるのがオタマジャクシの親のようでした。

sanzenin81.jpg

苔の上におわす「わらべ地蔵」さんはおきまりの撮影スポット。

sanzenin81.jpg

sanzenin81.jpg

三千院の紫陽花苑は、わらべ地蔵を過ぎて階段を登ったところから左に入ります。満開ですね。以前にも紫陽花見物に来たことがあるのですが、そのときは造園直後、アジサイは植えたばかりのものが多く、また株も若くて花がまばらでした。今や成長し、立派な紫陽花苑になりました。

sanzenin81.jpg

花に付いた珍客、ヨツスジハナカミキリです。

sanzenin81.jpg

sanzenin81.jpg

客殿に戻りました。今日は毛氈の上で抹茶を楽しむ観光客はいらっしゃらないようです。7月、8月は観光客の少ない季節ですからね。

sanzenin81.jpg


ブログランキングに参加中
気に入って頂けたら
クリックお願いします
にほんブログ村 旅行ブログ 京都旅行へ  人気ブログランキングへ


「大原三千院」 これまでの訪問レポート
  10年以上にわたって、四季折々の表情を写真に収めました。
こちら こちら



Ads by Google



関連コンテンツ


Copyright (C) 2017 Zaucats, All Rights Reserved.

back-to-top.jpg
トップへ