「御辰稲荷神社」

2019年2月2日 撮影
OTATSU INARI SHRINE, Kyoto JAPAN - Feb.2, 2019
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御辰稲荷神社(おたついなりじんじゃ)、創建は江戸時代。「東山天皇に仕えた典待・新祟賢門院の夢枕に白狐が現れ、御所の辰の方角の森で待つようにとのお告げがあった。そこに行くと祠があり、その後、社殿を整備したという。」(社伝引用)
 ・京都市左京区聖護院円頓美町 29-1
 ・TEL 075-771-9349
 ・市バス「熊野神社前」下車、東へ徒歩5分
 ・境内自由
 ・駐車場 なし

「御辰稲荷神社」付近はかつて深い森に覆われ「聖護院の森」とよばれていました。こちらはその森の東南に位置します。現在その森は跡形もありませんが。こちらは丸太町通に面した入り口です。通りの歩道から赤い鳥居をくぐるといきなり境内です。正面は社務所。

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社務所の右側に社殿があります。稲荷社ですので狛犬はキツネさん。また祭神は「白狐・御辰狐」です。

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社殿にお参りします。五穀豊穣および諸芸の上達にご利益があるそうです。

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社殿の中にはいろんなものが置かれていますね。おみくじは自動販売形式です。

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気になるのはお公家さんの描かれた絵馬、幸福石大明神の「幸福絵馬(ふくえま)」だそうです。

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社殿に対面して絵馬所。

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お公家さんの絵馬がズラッと奉納されています。

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毎年11月に催される「御火焚祭」の様子を伝える写真が境内にありました。その他の年間行事としては2月の「節分祭」や5月の「例大祭」があります。今回参拝したのはちょうど節分祭の日でした。「福豆」を授与していただきました。

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境内の西側には「福石大明神」の小さな祠があります。昔々、白川橋のほとりに貧しい夫婦が住んでいました。ふと見つけた真っ黒い石を神棚に祀って祈願したところ玉のような女の子を授かったそうな。やがて娘は大名のお部屋様になって夫婦共々幸せになったということです。以来、お辰稲荷に黒い石をお供えして幸運を祈願するようになったそうです。

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詳しくはこちらに福石の由来が書かれています。

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狭い境内ですが見どころ満載のお辰稲荷さんでした。(写真は東側の入口)

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