京都観光協会による非公開文化財特別公開「京の冬の旅」により早春の霊鑑寺が公開されました。以前には紅葉の時期に拝観したことがありますが、今回は2度目、「旧谷の御所」とよばれる尼門跡寺院、宮中にゆかりの品々を見学しました。
江戸時代の門跡寺院建築の様式の「表門」からはいります。門をくぐって直ぐ左が拝観受付、拝観料を払い、スタンプを押して貰って奥に進みます。
左は玄関ですが、ここから入らず署員の庭に進みます。
書院にはすでに多くの拝観者ですね。書院は1675年の建造、後西天皇の院御所御殿を移築したもの。まず庭園を回遊し、庭園をグルっと回ったあと書院に上がります。
正面は本堂。十一代将軍、徳川家斉が寄進したもの。
東山の稜線を利用して建造された庭園には階段を登って行き、、、、
小高いところに回遊路が続きます。
ここからは本堂(手前)や書院(下の建物)を眺めることができます。
ここは「椿の寺」ともよばれ、庭園には多くの椿が配されています。なかでも「日光椿」は樹齢400年だそうです。
高台の庭園から下に降ります。
日が差してきて陰影がいい具合。このあと書院に上がって歴代天皇寵愛の御所人形などを見学しました。
玄関です。
帰りがけに見つけた八重紅梅の巨木と石仏。