三条縄手三軒寺のひとつ、西願寺を訪問しました。三条大橋の東詰、バスターミナルの開発にともなって昭和40年代なかばに岩倉に移転してきたものです。岩倉花園町の住宅地の中、巨大な岩盤を右に見ながら、長い階段を登ると西願寺です。
階段途中に分岐があって、右に登るともうひとつの門、こちらは通用門でしょうか。
階段の途中から書院を望むことが出来ます。
山門まで登ってきました。この門は三条にあったものを移築したようです。
鉄筋作りの立派な本堂。
本堂右手には書院。御朱印をいただくため玄関をくぐったところ、あいにくご住職は出かけておられて留守でした。かなり高齢のおばあちゃん(大奥様?)から、三条にお寺があった頃のこと、こちらに移転した時のことなど色々伺いました。引っ越してきた時は周囲にはまったく何もなかったが、今では住宅地になっている、こんなになるとは夢にも思わなかったそうです。
骨組みは鉄筋コンクリートですが、随所に木材が使われています。
境内にあった如来石像。由緒はわかりません。
こちらも境内にあった、菅原道真公の念持仏だったという聖観世音菩薩(朝日観音)を祀る観音堂。内部は暗くて見えませんでした。(露出を失敗して白く飛んでしまいました。)
本堂左手に回りこむと、こんなふう。鉄筋コンクリート作りの大きな建物、こちらから見ると本堂には見えませんね。
ひろーい駐車場があります。ここには長谷八幡宮側から入れます。右手正面は檀家さんの墓所です。
西願寺はこんなに高いところに位置していて、岩倉全体が見渡せます。
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