東大路通二条下ル「西方寺」
2009年11月2日 撮影
SAIHO-JI TEMPLE, Sakyo-ku, Kyoto - November 2, 2009
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左京区の西方寺(さいほうじ)、本尊は阿弥陀如来座像(重要文化財)。「願海山法性覚院西方寺と称し、浄土宗知恩院派に属する寺で、関白藤原師実の孫、左大臣大炊御門経宗公を開基とする。経宗は、浄土宗を開かれた法然上人のもとで出家し、1189年71歳で没し、その館を西方寺とした。」(西方寺のパンフレットより引用)
古文化保存協会による非公開文化財特別公開によって2009年秋、初の公開となった。
・京都市東山区二条下ル北門前町
・アクセス 市バス206「東山二条」「東山仁王門」下車、徒歩3分
・通常非公開
・駐車場 なし
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初めて一般公開された東大路通二条下ルの西方寺です。東大路に面したお寺ですので門前は何度も歩きましたが中に入れたのは初めて。
本堂です。なかに大きな丈六さん、阿弥陀如来座像が祀られています。
本堂から方丈への渡り廊下に魚板が架けられていました。
干し柿も絵になりました。
門を入ってすぐ右側の地蔵堂。
祀られているのは衣通姫地蔵(そとおりひめじぞう)です。洛陽四十八カ所のうち25番霊場です。寺伝によると。允恭天皇の后の妹姫である弟姫は、衣を光が通るぬけるほどの美しさだったので「衣通姫」と呼ばれましたが7歳でなくなりました。浄土に行ってお地蔵様を拝んだところ行き帰り、その恩に報いるため作ったのが衣通姫地蔵だそうです。
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