毎年、土用の丑の日の前後四日間、下鴨神社の摂社のひとつ「御手洗社」では「足つけ神事」が行われます。
下鴨神社の境内を流れる川の湧き口である御手洗社では、社の前で水に足をつけて無病息災を祈ります。
足つけ神事は7月、訪問したこの日はすでに神事は終わっていますが、流れに足をつける参拝者の便宜をはかって床几が設置されています。
楼門をくぐって右手に進んでいくと御手洗社の前に出ました。(もちろん本殿で先にお参りして来ましたよ。) たくさんの参拝者が足をつけていますね。
さあ、私達も挑戦。
うわあ、冷たい! ここの水温は年中17度くらいだそうです。外気温が37度くらいでしたから温度差は20度、冷たく感じるはずです。しばらくして足がジンジンしてきました。海外の観光客は「Freezing!」と歓声をあげていました。
床几に腰掛けた人たちは読書中ですか。長時間足をつけて大丈夫かな。
猛暑の中、冷水に足をつけて、なんだか心底涼しくなり、厄もすべて吹っ飛んでいきました。
糺の森の戻る頃には、体にまとった冷気はなくなってしまい、ふたたび熱気の中。
開催中の古本市を横目で見ながら、、、
糺の森を抜けて賀茂川と高野川の合流点(出町柳)に出て、川の土手を眺めたところ、、、
五山送り火を待つ人達が土手を埋め尽くしていました。絶好の見物スポットなんだそうですが、私達は人混みは嫌いなので、静かに送り火を見ることの出来る秘密の場所に向かいました。
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