新緑の季節、緑に包まれた下鴨神社です。様々な花が開花し、参拝者の目を引きつけます。
葵祭の一週間前ですが多くの参拝者。それぞれの願い事を胸にお参り。
楼門をくぐると右に「橋殿」、そちらの方角から、甘い香りが漂ってきました。建物の右側にたくさんの花をつけた木があります。
「ホオノキ」です。香りに引き寄せられた多くの方がカメラを構えていらっしゃいました。
大きな花ですね。
直径が15cmほどの大きな花。ホウノキの葉には殺菌作用があるため朴葉寿司や朴葉餅に使われます。また、葉を乾燥させて朴葉焼きにも使いますね。
現在(2014年5月)、「式年遷宮奉祝事業」として「お白石持神事 」が行われています。21年に一度の遷宮に合わせて、本殿の御垣内のお祓いを済ませた白石を戻す神事です。かつては鴨川から白石を運んだのですが、現在はこちらに用意された石を白布にくるんで本殿に納めます。
本殿に納める前に、こちら「御手洗池」で石を清めます。古代の磐座信仰のなごりですね。
御手洗池のほとりは一面の白い花、なんという名前でしょうか? アオスジアゲハが蜜を吸っています。
西駐車場のゲート横には鮮やかな黄色の花。
これも名前が分かりません。
「下鴨神社」データ
・京都市左京区下鴨泉川町59
・TEL 075-781-0010
・京阪電車「出町柳駅」より徒歩10分
・開門時間 6:30 - 17:30、糺の森は自由
・駐車場 本殿の西側と境内の南側にあり、有料