下鴨神社の社家として残る数少ない建物「旧浅田家」が、下鴨神社の資料館として2016年オープンしました。糺の森に向かう参道を進むと途中に泉川に掛かる橋(分かりにくいですが)があり、その右手前が「鴨社資料館・秀穂舎」です。(Googleマップで確認すると、泉川は旧浅田家の庭を流れているんですね。)
「鴨社資料館・秀穂舎」です。かつては下鴨神社周辺には340軒ほどの社家があったそうですが、現在まで残っているのはこちら浅田家と鴨脚家(いちょうけ)の2軒のみだそうです。江戸時代中期に建造されました。明治以降は民間に払い下げられ京都市長宅にもなりましたが、最終的に下鴨神社が買い取り、資料館として整備したものです。
玄関がありますが、拝観入口は右側の建物です。
入り口に置かれていた双葉葵の手水鉢。なお、建物内部は残念ながらすべて撮影禁止でしたが「式年遷宮奉納品展」が開催中で、式年遷宮を記念して製作され奉納された様々な美術作品や手工芸品が展示してありました。
道路に面した門は鳥居のかたち。
近くから見てみましょう。鳥居のような形の門は華表(かびょう)門と呼ばれています。
軒下にはまさに下鴨神社の象徴、カモと、左右にフタバアオイの彫り物が。
玄関脇には学問の神様風の石像が立っていますが由緒は不明です。
訪問した日に開催していた特別展のポスターです。
下鴨神社・四季のうつろい
10年以上にわたって、四季折々の表情を写真に収めました。
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