真如堂(しんにょどう)、正式名は真正極楽寺。紅葉の名所が多い京都において、比較的ゆっくり紅葉を鑑賞できる場所の一つが「真如堂」。境内が一面真っ赤に染まる見事な真如堂の紅葉を見物するためのガイダンスです。
・京都市左京区浄土寺真如町82
・Phone 075-771-0915 ・境内 自由、書院庭園の拝観は 500円 ・アクセス 市バス「真如堂前」から徒歩10分 ・駐車場 無料 約10台、紅葉時は不可 |
毎年、境内を埋めるカエデやハナノキが真っ赤に染まり、真如堂の訪問は紅葉の時期を外せませんね。2018年の紅葉の様子をご紹介します。今年も昨年と同じ11月20日の訪問です。おや、昨年は真っ赤だった赤門前のカエデはまだ緑、今年は遅いようですね。
いつもお世話になっている、ある塔頭のご住職さんのところにご挨拶に伺ったあと、参道に戻ってモミジ見物開始です。
今年の京都は紅葉が遅いようですが、真如堂も「五分」といったところでしょうか。見たところ昨年よりも1週間遅い感じです。
とはいいつつ、相変わらず参道の紅葉は見事ですね。
参道の途中、いつもの撮影ポイントでカシャリ。紅葉の葉の間に三重塔を入れる構図です。
本堂の右手です。
そして本堂の正面左手、この大きなカエデの前は記念撮影スポット、多くの観光客がカメラを構えます。
本堂に上がってお参りします。なお庭園拝観は本堂からスタートです。今年から拝観料が\600から¥1,000にアップしたようです。
本堂の周囲を時計回りにぐるっと一周。
本堂の裏手です。
本堂の南側、モミジの隙間を狙っておふたりさん「ハイチーズ!」。
境内が赤一色だと、かえってグリーンが新鮮ですね。
今年の真如堂のトピックが3つあります。1つ目は、本堂上がり口の左右に、あらたに手すり付きの階段が取り付けられました。高齢者の方にはきつい階段でしたが、新しく取り付けられた階段は段差が低く傾斜も緩やか。足の弱い方や小さなお子さんでも楽に登れることでしょう。
ふたつめは、風台風21号の被害です。三重塔も壊れてしまい、いまだに修理中。足場が取り付けられています。修理業者の取り合い状態で、なかなか来てくれないそうです。
みっつめは、境内のそこかしこに置かれていた大量の撮影機材。どうやら未明から撮影が行われていたらしく、大勢の撮影スタッフの方々が境内のあちこちにいらっしゃいました。さて、どんな映画が公開されるのでしょうか、楽しみですね。
|