節分の日に須賀神社を訪問しました。もちろん、懸想文売りを見るため。普段は閑散としている須賀神社ですが、この日ばかりは大勢の参拝者で賑わっています。
懸想文売りさんを発見。というか、狭い境内にこの格好ですから、いやがおうでも目につきます。「懸想文(けそうぶみ)」とは「恋文」のこと。授かった懸想文をタンスや鏡台の引き出しに入れておくと着物が増え美人になり良縁に恵まれるそうです。
「懸想文売りさん、ひとつ下さいな。」 「へぇ、まいどおおきに。」 というような会話ではないと思います。じつは懸想文の保管方法を説明してもらっているところ。
懸想文売りさんにポーズを取っていただきました。もともと懸想文売りはお金に困った公家が始めたもの。恋文の代筆屋です。烏帽子・水干姿に覆面、梅の枝に結びつけた懸想文を方にかついで、という不思議ないで立ち。顔を見られたくなかったので顔は覆ったのだそうです。
お守りは交通安全関係のものが多かった。
これが授与して頂いた「懸想文」です。中に入っていたのは梅の小枝がデザインされ、恋の短歌が書かれた紙に切れ目が入れてあり、くるっと巻いてある「干支のお守り」が差してあります。これをタンスの引き出しにしまっておくとご利益が。
Ads by Google
|
関連コンテンツ