吉田神社の末社「竹中稲荷社、奥の院竹釼稲荷神社」

2011年9月26日 撮影
KAGURAOKASHA Shrine, Kyoto - September 26, 2011
kyoto-sozoro.jpg

竹中稲荷社(たけなかいなりしゃ)、祭神は宇賀御魂神、猿田彦神、天鈿女神。由緒は明らかではないが天長年間(824年〜)には「在原業平の居が稲荷社の傍らに」という記録がある。天保年間(1830年〜)には数千の鳥居が並び雪雨でも傘が必要なかったそうである。明治五年、吉田神社の末杜に定められた。現在も竹中稲荷講杜が組織され多数の崇敬者がある。奥の院である竹釼稲荷神社に至る途中、明治初期のお塚が多数あり。
・京都市左京区吉田神楽岡町 map
・市バス「京大農学部前」下車徒歩10分
・境内自由
・吉田神社の駐車場を利用、無料20台

京都大学の東に隣接する吉田山の山頂近くにある竹中稲荷はおそらく吉田神社よりも古い歴史を持つと思われます。吉田神社とは独立した神社です。

takenakainari11.jpg

赤い鳥居の並んだ一直線の参道を進んでいくと、右手に社務所がありました。

takenakainari11.jpg

正面は舞殿でしょうか。左の赤い鳥居は「天満宮」、竹中稲荷とはまた別の神社。

takenakainari11.jpg

拝殿です。

takenakainari11.jpg

そして本殿。と、ここまでは普通のお稲荷さんで良かったのですが、、、

takenakainari11.jpg

ん? 竹春神社?

takenakainari11.jpg

おや? 竹丸神社?? 

takenakainari11.jpg

本殿の右手から奥に進んでいくと、「竹●神社」あるいは「竹●大明神」といったおびただしい数の石碑が立っています。あやしい!!

takenakainari11.jpg

調べてみると、ここは明治初期までの土葬地、ひとつひとつが「お塚」すなわちお墓なんだそうです。異様な霊気です。まさに、京都における最強のパワースポット!

takenakainari11.jpg

最も奥に「奥の院、竹釼稲荷神社」が鎮座してました。

takenakainari11.jpg

あらら、鳥居が倒れてしまってます。

takenakainari11.jpg

東を向けば正面に如意ヶ岳の大文字。

takenakainari11.jpg

大の字中央のお堂も見えますね。

takenakainari11.jpg

薬力大神。お社の右に小さな白い立て札が見えていますね、これは「業平塚」です。あとで調べて分かったのですが、業平は十輪寺(なりひら寺)で亡くなり、遺言により吉田山に葬られたのだそうです。次回の訪問時、じっくり見たいと思います。

takenakainari11.jpg

強力な霊気にさらされながら竹中稲荷をあとにしました。鵺(ぬえ)が出てこなくてよかった(笑)。

takenakainari11.jpg


Ads by Google

Copyright (C) 2014 Zaucats, All Rights Reserved.

back-to-top.jpg
トップへ