京都大学の東に隣接する吉田山の山頂近くにある竹中稲荷はおそらく吉田神社よりも古い歴史を持つと思われます。吉田神社とは独立した神社です。
赤い鳥居の並んだ一直線の参道を進んでいくと、右手に社務所がありました。
正面は舞殿でしょうか。左の赤い鳥居は「天満宮」、竹中稲荷とはまた別の神社。
拝殿です。
そして本殿。と、ここまでは普通のお稲荷さんで良かったのですが、、、
ん? 竹春神社?
おや? 竹丸神社??
本殿の右手から奥に進んでいくと、「竹●神社」あるいは「竹●大明神」といったおびただしい数の石碑が立っています。あやしい!!
調べてみると、ここは明治初期までの土葬地、ひとつひとつが「お塚」すなわちお墓なんだそうです。異様な霊気です。まさに、京都における最強のパワースポット!
最も奥に「奥の院、竹釼稲荷神社」が鎮座してました。
あらら、鳥居が倒れてしまってます。
東を向けば正面に如意ヶ岳の大文字。
大の字中央のお堂も見えますね。
薬力大神。お社の右に小さな白い立て札が見えていますね、これは「業平塚」です。あとで調べて分かったのですが、業平は十輪寺(なりひら寺)で亡くなり、遺言により吉田山に葬られたのだそうです。次回の訪問時、じっくり見たいと思います。
強力な霊気にさらされながら竹中稲荷をあとにしました。鵺(ぬえ)が出てこなくてよかった(笑)。
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