「長講堂」

2009年5月17日 撮影
Chokodo Temple, Kyoto - May 17, 2009
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長講堂(ちょうこうどう)。正式名称は「法華長講弥陀三昧堂(ほっけちょうこうみだざんまいどう)」、本尊は阿弥陀三尊像(重要文化財)。現在は西山浄土宗。1183年、後白河法皇が六条西洞院に仙洞御所(六条殿)を構えた時、持仏堂として長講堂を建立したのが始まり。建物は度々被災し、また場所も現在地に移動したが法皇の持仏である丈六の阿弥陀像は現在まで残った。
 ・京都市下京区富小路通六条
 ・市バス「河原町正面」下車 3分
 ・非公開

富小路五条通下ルには多くの寺院が集まり、秀吉によって造られた寺町の南端エリアとなっています。そのなかでも最も南に位置する寺院のひとつが長講堂です。

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観光寺院ではありませんので長講堂の知名度は低く、こんなところに、こんな立派な寺院があるなんてほとんど知られていません。

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門の左にある通用門が開いていましたので、境内だけでも見せていただこうと、中に入りました。すると庫裏らしきところの入口も開いていましたので御朱印をお願いしたところ快く書いていただけました。

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通常は非公開ですが当寺院の奥様のご厚意により本堂で後白河法皇の持仏である阿弥陀三尊(重要文化財)を拝観させていただき、また長時間にわたり長講堂の歴史について説明していただき、最後は世間話までお相手してくださいました。

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菊の御紋と寝殿造りです。もとは御所であったことが伺えます。

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門を入ってすぐ右に小さな池、そこに蓮の花二輪。

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