下京区の六条寺町には約20の寺院が集まっていますが、観光寺院として知名度の高いところはほとんどありません。常時公開しているところは「世継地蔵」の上徳寺くらいでしょうか。ここ延寿寺は河原町通に面し、「ひと・まち交流館」の向かいです。
延寿寺は非公開寺院ですので門の外からのみの写真になります。この山門は特徴ありますね。
秀吉以前は現在の五条堀川交差点付近にあったのですが、秀吉の都市改革によりこの地に移転したのが400年前です。元の場所は「金仏町」という地名でかつての名残を残しています。京都の町名は、そこに400年以上前にあった施設を示す名称が多数あって面白いですね。
門の2層部分には鐘楼があるのでしょうか?
現在の本堂は1882年に再建されたものです。
次の2枚の写真は9月22日の撮影です。右の石柱には「勅願所、金仏殿、延寿寺」とあります。
お彼岸の参拝者があるため、本堂に幕が下げられています。
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