法華寺前の通りを南に向かって撮影。工事の柵のむこうの建物が法華寺・妙見堂ですが、左にはかつて島原歌舞練場がありました。現在はその跡地に記念碑があるのみです。左の大木は樹齢二百年の大榎。もともとこの地にあった稲荷社のご神木です。向こうに小さく「輪違屋」が見えています。
法華寺は島原の北端に位置し、洛陽十二支妙見のひとつ「未」です。京都御所の紫宸殿から見て本来の「未の方角」からはずれており、申と未が逆になっています。「申の方、慈雲寺」よりも西になっています。
もともと東寺の北門あたりにあったのですが、1963年、新幹線の建設に伴いこちらに引越ししたためです。この妙見堂は本来の姿で移設されていますが、本堂は鉄筋に変わっています。
妙見菩薩はこちら。
お堂の前に立つ古いお健康立て。亀の上に力士?
法華寺の道路向かいにある「島原歌舞練場跡記念碑」です。歌舞練場は明治6年(1873年)に女紅場として建設、昭和2年に現在地に移転、1996年に解体され120年の歴史に幕を閉じました。
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