西本願寺の「御影堂(ごえいどう)」は国宝であり。また世界文化遺産にも登録されています。
「御影堂」は建造が1636年(再建)、近年、大改修が行われ、その様子がNHKの特集番組に度々採り上げられたのが記憶に新しいですね。外観部分のみならず、内装品もリニューアルされました。(境内の中央には名物の逆さイチョウ)
西本願寺は浄土真宗の大本山であり、内部は完全に一般公開されています。もちろん無料で。
だれでも気軽に御影堂に上がることが出来ますが、なかではしばしば法要が行われています。これが観光寺院と違うところ。おごそかな気持ちでお参りさせていただきます。
中は金箔をふんだんに使って、豪華絢爛、装飾品一つ一つに由緒があり、じっくり見ようと思えば一日かけても見きれるものではありません。
となりの阿弥陀堂とは渡り廊下でつながっています。どちらも巨大な建物です。ちなみに御影堂は京都で最大の仏教建造物です。
一般の観光客も見かけますが、さすがに他の観光寺院のように見物客が列をなすということがありません。時間の許す限りゆっくり仏教美術を鑑賞できます。
向こうが御影堂、こちらが阿弥陀堂です。西本願寺には飛雲閣、黒書院、能舞台や唐門など多くの国宝建造物、重要文化財が境内にあふれています。常時公開されていないものも多くありますので、聞法会館に確認の上でお出かけ下さい。
西本願寺の外周東面はお堀で囲まれています。
|