2020年9月28日、寺町通四条下ルの浄教寺が、三井ガーデンホテルと共同で改築し、ホテルと寺院が一体化しました。名付けて「寺のホテル」。ユニークなお寺として再出発しました。ここで見て頂く写真は改築前の姿です。
浄教寺は、京都高島屋の西側、四条通から路地(寺町通)を少し下がったところにあります。
お寺の門です。非公開寺院であるため境内に入ることができません。失礼して、門外から中を覗き込ませていただきました。
正面は本堂、ご本尊の阿弥陀如来を安置します。
浄教寺は平重盛にゆかりの寺です。平安時代末期、重盛は東山小松谷の邸内に燈籠堂を建立しました。ここに48体の阿弥陀仏を安置し、280人の官女に念仏を唱えさせたとのことです。48個の灯籠を設置したことから燈籠堂と呼ばれ、重盛は灯籠大臣と呼ばれました。このお堂が浄教寺の前身です。
本堂左に書院、およびその玄関です。現在はこの光景を見ることができません。2020年9月、三井ガーデンホテルと共同で建て替え、「お寺のホテル」としてリニューアルオープンしたためです。
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