「第37回 京の夏の旅 京都文化財特別公開」として大宮学舎が公開されましたので、さっそく見学してきました。
門を入ってすぐ左手の、煉瓦造りの建物は「旧守衛所」(重要文化財)、現在は龍谷大学オリジナルグッズが展示されています。
正面が本館、左は南黌(なんこう)、右の建物は北黌(ほっこう)です。
ではさっそく見学に入りましょう。
内部は撮影OK、ただし「貴賓室」のみは撮影禁止になっていました。
講堂に入って説明を聞きます。
当初は100畳の畳敷きだったそうで、正座して講義を受けたそうです。天井は金糸が織り込まれた「金襴織り」、明治天皇の皇后から寄進されたものと伝わっています。佛教大学ですから正面には仏壇。
窓枠の下端は大変低い位置にあります。この理由は、畳のうえに座ったまま窓の開け閉めが出来るようにしたためです。
本館と南黌の渡り廊下も特徴があります。
鉄道駅のプラットホーム風のデザインです。京都駅を参考にしたとのことでした。重要文化財です。
次に南黌を見学します。説明員の方から、どうぞご自由にお入りください、と言われたので、、、
南黌内部の写真はこれ1枚。守衛さんが走ってきて「入らないでください」と、叱られました。説明員の方は入っていいと言われたいたのに。。どうも、教室内で講義が行われていたようです。
北黌です。当初は学生寮でした。
本館の側面。白亜のデザインは秀逸、これらが1879年に建てられたとは。デザインもさることながら、これだけのものが建設できる財力も。
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