2019年3月16日、JR山陰本線、通称「嵯峨野線」の京都駅と丹波口駅の間に新駅「梅小路京都西駅」ができました。開業当日、駅に降り立ち、オープニングイベントの賑わいを見てきましたので、その様子を写真でご紹介します。
駅周辺には「京都水族館」や「京都鉄道博物館」、「梅小路公園」がありますので、休日は家族連れでかなり賑わうことが予想されます。そのためかホームも階段もかなり広めに設計されています。
そしてホームには安全対策として「ホームドア」が設置されました。山陰本線の駅では初めてです。小さなお子さんのいる家族連れでも安心ですね。
駅からの西方向のながめです。高架橋駅ですので遠くまで見渡せます。
南方向の眺め。こちらに鉄道博物館や水族館があり、駅の前は広い連絡道です。白いテントがたくさん見えますが、駅のオープニングイベントが行われている最中です。さっそく駅を出てみましょう。
長いエスカレータを降ります。
エスカレータの横には立派なトイレ。子ども用のトイレもあるそうです。
改札の周辺にはカメラを構えた大勢の鉄道マニアさんたち、そしてテレビ局も数社が取材中でした。
駅前のテントでは様々なイベントが行われていました。鉄道ジオラマ、ペーパークラフトコーナー、ミニ水族館、プラレール展、子供制服撮影会などなど。そして広場にはこんなキャラクターも。カモノハシのイコちゃん! JR西日本のICカード「ICOCA」のマスコットキャラクターです。
そしてこちらは京都鉄道博物館のキャラ「つばめのウメテツさん」。小さなお子さんとのツーショットに忙しそう。
駅に戻ります。すると改札口の左側に駅の入口とは異なる階段があるので気になって行ってみました。
駅舎の外にある階段、どこに通じているのでしょうか。階段を登ってみます。
北に向かって歩道橋が伸びています。七条通の北側まで伸びているのだそうです。この地域の回遊性を高めるために設置されました。
南側にも陸橋は伸びていますが途中でふさがれています。その先にはレールが。実はこの陸橋、もとは丹波口駅と東海道本線をつなぐ短絡線、貨物支線「山陰連絡線」です。梅小路京都西駅を設置するために廃止になりました。
さいごに、駅前で配られていた記念グッズ「開業記念ポケットティッシュ」。記念品として使わずにとっておこう! 梅小路京都西駅は京都駅から1.7kmのところにあります。水族館などに来ようと思っても1.7kmは歩くにはちょっと遠い。そこにこの駅の新設はたいへん便利。願わくは電車の本数をもっと増やしてほしいですね。嵯峨野線はいつも満員だから。
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