法蔵禅寺(ほうぞうぜんじ)、黄檗宗 もと二条家の山屋敷があり、尾形光琳の弟・尾形乾山が譲り受けて乾山焼の窯を築いた地。その後、百拙元養(ひゃくせつげんよう)和尚が、1731年頃に桑原空洞の旧宅を譲り受けて黄檗宗の寺として創建。 ・京都市右京区鳴滝泉谷町19 ・075-463-4159 ・アクセス 市バス「福王子」下車徒歩約7分 ・非公開 ・駐車場 なし
尾形乾山は江戸時代初期の陶芸家。呉服商、雁金屋の当主である尾形宗謙の三男そして兄の尾形光琳も有名ですね。その乾山が開いた窯の地がここです。鳴滝の「乾山窯」と呼ばれました。
窯はこの地で13年間営まれましたが、その後、二条に移転します。20年間ものあいだ制作を続け、1731年、乾山は江戸に下り再び京へは戻りませんでした。
非公開寺院ですので門よりも内側へは入れませんでした。
法蔵禅寺は西寿寺に向かう道の途中、左に折れてすぐのところにあります。