嵯峨清涼寺の西門から西にまっすぐ伸びる道は「愛宕道」と呼ばれていますが、この辺り一帯は中院町。鎌倉時代(800年前)僧蓮生の中院山荘があったことからこのように呼ばれています。小倉百人一首ゆかりの地です。慈眼堂は、二尊院と釈迦堂へそれぞれ250mほどの中間ポイントに位置します。
格子の小さな穴から中を覗いてみると、ご本尊が見えます。
こちらの本尊「木造千手観音立像」はもともと藤原定家の念持仏、子の藤原為家に受け継がれ、のちこの地の人々に与えられた、と書かれています。
駒札の写真をアップにしてみました。千手観音のようです。
実物をズームしてみると、、、垂れ幕があって左右の千手の部分がよく見えませんが、ご本体をはっきり拝むことが出来ます。(肉眼では暗くて小さくてほとんど何も見えません。デジカメの威力ですね。)
慈眼堂の外壁を見るとカマキリさんを発見、六手観音です!
慈眼堂が面する通りは愛宕道です。かつて愛宕詣りの往来で賑わったところ。ここから釈迦堂に向かって眺めました。秋の撮影ですので紅葉が真っ赤。左下に見える大きな屋根の建物が釈迦堂です。
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