成願寺(じょうがんじ)。本門法華宗、山号は松樹山、本尊は十界曼荼羅 北野天満宮創建の頃(947年頃)、菅原道真の霊を弔うために創建された北野天満宮七保のひとつ。1689年、三井両替店の番頭が再興し、法華宗に改宗した。平安末期の貴族、藤原忠親は京の百基の塔を詣でたが、まずこの地にあった「木辻の塔」から詣でたと日記に記している2002年、木辻の塔が多宝塔として再建された。 ・京都市右京区花園良北町5 ・075-463-1292 ・JR嵯峨野線「花園駅」下車、北へ徒歩約8分 ・境内自由 ・駐車場あり、無料
妙心寺への参拝に利用する妙心寺道沿いにある成願寺の前を車で通り過ぎるたびに、一度訪問したいと思っていた寺院でした。やっと念願かない、山門をくぐりました。
通りに面した間口は狭いのですが、入ってみると奥行きがあります。
通りから見えないところに立派な多宝塔と本堂がありました。見つけてびっくり。さらに奥は墓地が広がっていました。
「成願寺椿」、かなり大きいツバキです。
境内の様子
日蓮聖人像は山門に近いところに立っています。成願寺は今は檀家寺です。