妙心寺の塔頭「龍泉庵・特別公開」

2019年3月16日 撮影
Ryosen-an of Myoshinji, Kyoto JAPAN - Mar.16, 2019
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龍泉庵(りょうせんあん)は、妙心寺南総門を入ってすぐ右に位置し、塔頭の中で最も寺格の高い「妙心寺四派」のひとつ。妙心寺の塔頭のなかで最大規模を誇る。長谷川等伯の「枯木猿猴図」など寺宝が多い。
・京都市右京区花園妙心寺町64
・JR嵯峨野線「花園駅」下車徒歩5分
・非公開
・花園会館の駐車場を利用、無料

妙心寺の塔頭「龍泉庵」が、「2019年 京の冬の旅」非公開文化財特別公開として5年ぶりに公開されました。前回は訪問日と閉館日とがぶつかって見学をしそこなっていたので、再度の公開を心待ちにしていた塔頭です。

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立派な門構えです。妙心寺の塔頭の中でも最大級の門ですね。

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庫裏が拝観の入り口となっています。これも大きな建物ですね。前庭もなかなかのもの。左には鐘楼があります。

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庫裏で靴を脱いで上がり拝観受付を済ませます。一枚板の床が磨かれていてピカピカ、床鏡ですね。

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右に進むと方丈への渡り廊下。随所にスカイの説明員の方がいらっしゃって、詳しく説明してくださいます。

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日本画家・由里本出氏による障壁画も公開されています。1999年の開祖五百年遠諱にあわせて制作された100面にもおよぶ大作です。方丈のすべての部屋に飾られています。方丈北面の西側は「黎明開悟之間」。

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南面西側の部屋です。「霊峰四季之間」

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中央の間「種々東漸之間」

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方丈南面の東側「水到渠成之間」、なお今回の公開では一部の文化財を除いて屋内を自由に写真撮影が出来たのは嬉しい。

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方丈北面の東側は「樹下寂静之間」です。

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方丈南面の全体像です。

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方丈南庭です。枯山水庭園。比較的最近、作庭されたものです。

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杉戸絵などを見ながら方丈をぐるっと回って書院側(北側)の廊下に出ます。

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書院には狩野探幽、谷文晁、長谷川等伯などのそうそうたる美術品が公開されていました。こちらは撮影できませんでした。ところで手前の建物は書院、屋根が膨らんでいます。一方うしろの建物は庫裏で屋根が反っています。2タイプの寺院建築が組み合わさっているところが興味深いですね。

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入口の案内板に掲載されていた由里本出氏の「昇竜図」です。

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方丈(左)と書院(右)で坪庭を囲んでいます。

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