妙心寺の塔頭、退蔵院は5年ぶり、2度目の訪問です。常時公開されている塔頭の中では見所の多いところですね。この門は「薬医門」という形だそうです。江戸中期のもの。
門をくぐってすぐに迎えてくれるまねきねこ。突き当り右で拝観料を払います。
順路に従い最初は方丈へ。
方丈は重要文化財です。
これが国宝「瓢鮎図」のレプリカ、本物は京都国立博物館に所蔵されています。
方丈いちばん奥の杉戸絵、この向こうに「元信の庭」があります。
狩野元信の作、枯山水の庭です。
次に「余香苑」に向かいます。造園家、中根金作氏の設計です。
回遊庭園の途中にあずま屋がつくられていますが、中央にテーブルが置かれて、、、
テーブルの上のフラワーアレンジメントが逆光で光っています。
実際の広さ以上に奥行きが感じられるように設計されているそうです。一番奥の小山から渓流が池に流れ込む構造。
通路脇で見つけた木の実、2点。どちらも深紅です。これは姫柿(老爺柿)の実でしょうか? そうだとしたら姫柿の巨木です。東屋のそばにあります。
こちらは「クチナシ」の実ですね。
早咲きのボタンの鉢も置かれていました。
花もモミジもない季節の訪問でしたが十分堪能出来ました。特に、日が傾いて斜めからの日差しに砂紋がくっきり。
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