「妙心寺の東林院・沙羅双樹の寺」2009年6月21日 撮影
TORIN-IN in Myoshinji Temple, Kyoto - June 21, 2009 | |
東林院(とうりんいん)、通称「沙羅双樹の寺」、臨済宗妙心寺の塔頭の一つ。 |
沙羅双樹の花が開花する季節、東林院は「沙羅の花を愛でる会」として公開されます。さっそく参加してきました。
庭の沙羅双樹の花を眺めながらお坊さんのお話を聞きます。ご覧のように大変なにぎわいです。全員で「一呼吸の座禅」も体験しました。
左の太い木は既に枯れてしまった沙羅双樹の大木です。ぶら下げてあるのは枝で作った数珠です。
沙羅双樹の花は満開の時期というものはないそうです。開花すると1日で落花してしまいます。このはかなさゆえに「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす」という平家物語のくだりが出来ました。
拝観できるのはこの広間から眺める沙羅双樹の花のみです。ですからこの公開も「沙羅の花を愛でる会」と称しています。
沙羅の花をイメージした京菓子と抹茶で接待を受けます。ひとりひとり名前を呼ばれたのでビックリ。
ご住職さまデザインによる沙羅の花をかたどった装飾瓦。本堂の屋根に飾られていました。(庭の手水鉢の下にもありました。)
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