「愛宕念仏寺」

2010年4月24日 撮影
OTAGI-NENBUTSUJI Temple, Kyoto - April 24, 2010
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愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)、天台宗。本尊は厄除千手観音。称徳天皇(764-770)の開基により六波羅蜜寺の近くに愛宕寺として建立。鴨川の洪水により堂宇を流され廃寺同然となっていたところ醍醐天皇の命により千観内供(伝燈大法師)が復興した。現在地に移転したのは1922年。一般の参拝者によって彫られた1200体の羅漢像は圧巻。

鳥居本の最も奥深いところに愛宕念仏寺はあります。「愛宕」は「おたぎ」と読みますが、山城の国愛宕郡(おたぎぐん)に創建されたことに由来します。右が拝観受付。

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仁王門は江戸時代中期のもの。

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諸堂は一段登ったところにありました。見上げれば空は緑一色、うっそうとしています。この雰囲気は大悲閣千光寺に似ていますね。お堂が崖っぷちからせり出しています。

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「地蔵堂」です。平安初期に作られた火除地蔵菩薩が祀られています。

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「ふれ愛観音堂」です。手で触れて拝むことが出来ます。

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「本堂」は国の重要文化財です。鎌倉時代の中期に再建されたもの。

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堂内は自由に参拝できます。おごそかですね。

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「多宝塔」です。境内は1200体羅漢で埋め尽くされています。

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苔に覆われているのがまたいいですねぇ。

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ちゃんと猫もいます! 羅漢さんの表情はさまざま。笑っているもの。怒っているもの。

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「三宝の鐘」、音程が異なる三つの鐘を打つと不思議な感じ。仏法僧の三つを表すのだとか。

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「愛宕念仏寺」データ


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・京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
・075-865-1231
・アクセス 京都バス72番「おたぎでら前」下車、すぐ
・拝観料 300円
・駐車場 あり


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