鳥居本の最も奥深いところに愛宕念仏寺はあります。「愛宕」は「おたぎ」と読みますが、山城の国愛宕郡(おたぎぐん)に創建されたことに由来します。右が拝観受付。

仁王門は江戸時代中期のもの。

諸堂は一段登ったところにありました。見上げれば空は緑一色、うっそうとしています。この雰囲気は大悲閣千光寺に似ていますね。お堂が崖っぷちからせり出しています。

「地蔵堂」です。平安初期に作られた火除地蔵菩薩が祀られています。

「ふれ愛観音堂」です。手で触れて拝むことが出来ます。

「本堂」は国の重要文化財です。鎌倉時代の中期に再建されたもの。

堂内は自由に参拝できます。おごそかですね。


「多宝塔」です。境内は1200体羅漢で埋め尽くされています。

苔に覆われているのがまたいいですねぇ。

ちゃんと猫もいます! 羅漢さんの表情はさまざま。笑っているもの。怒っているもの。

「三宝の鐘」、音程が異なる三つの鐘を打つと不思議な感じ。仏法僧の三つを表すのだとか。

「愛宕念仏寺」データ
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・京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
・075-865-1231
・アクセス 京都バス72番「おたぎでら前」下車、すぐ
・拝観料 300円
・駐車場 あり
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