清涼寺が建立される前、この地には左大臣源融の別荘「栖霞観(せいかかん)」がありましたが、源融没後一周忌に、子息によって阿弥陀三尊像(986年制作、国宝)を本尊とする「棲霞寺(せいかじ)」が建立されました。阿弥陀三尊像は現在、霊宝館に安置されています。
それがこの阿弥陀堂です。釈迦堂の東に隣接します。1863年の再建。
阿弥陀堂から本堂に向かって撮影。夕日に透かしてみるモミジは更に映えます。
本堂です。
夕刻の西日があたって。
寺務所前のモミジも色鮮やかでした。
「湯どうふ竹仙」の前のイチョウは黄色い散りモミジ。
「嵯峨釈迦堂、清涼寺」データ
・京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
・TEL 075-861-0343
・アクセス 京福電車嵐山線「嵐山」下車徒歩15分
・境内自由、本堂拝観 9:00-16:00 \400
・駐車場あり、有料